車で長距離運転をすると眠くなることはありませんか?
僕も何度か眠気で意識が遠のいた経験があります。
幸いにも事故には繋がりませんでしたが、それからは無理をせず、眠くならない対策を心がけています。
ちょっとした気の緩みが大事故に繋がりかねません。
家族の命を預かる身として、今一度運転に対する心がけが必要です。
そんなわけで、今回は誰でも簡単にできる居眠り運転対策をご紹介したいと思います。
Contents
対策の前にまず居眠り運転の原因を知ろう!
根本がわからなければいい対策もみえてきません。
まず対策の前に、居眠り運転の原因をみていきましょう。
居眠り運転は脳の覚醒水準の低下が原因
居眠り運転は脳の覚醒水準の低下が原因で、そのほとんどが疲労の蓄積や目から入る刺激の低下により発生します。
主な覚醒水準低下の原因
- 睡眠不足や身体疲労
- 長距離運転による疲労
- 満腹感や血糖値の低下
- 似た景色を見続けることによる刺激の低下
僕自身、キャンプなどで長距離運転をよくします。
帰省時に至っては700kmほどのロングドライブ…。
経験上、行きより帰りの運転の方が圧倒的に眠くなることが多いです。
目的地に向かう時ってワクワク気分でアドレナリンが出ているせいか、運転も全く苦にならないので眠くなることがほとんどありません。
もちろんしっかりとした睡眠(最低でも6時間以上)を取ることが大前提です。
4時間以下の睡眠ですと事故率が急激に増えるという調査結果(東京海上日動 居眠り運転の危険性)があります。
特に同じような景色の続く高速道路の走行は、単調感から居眠り運転を誘発しやすいそうです。
高速道路の運転は単調で刺激が少ないのと、それ以上に普通の運転より何倍も神経を使うので単純に疲れてきます。
居眠り運転の起こりやすい時間帯
居眠り運転の事故が起こりやすい時間帯を調べてみると、24時~早朝にかけて、14時~16時に多く発生しています。
これは人間の体内時計による脳の覚醒水準(意識がハッキリしている度合)が影響しているそうです。
昼ご飯を食べたあと眠くなるのは体内時計が一因しているんですね。
一般的に覚醒水準は午前6時頃が一番低く、午前10時頃に一番高くなるそうです。
このように脳の覚醒水準が低下すると、運転時に必要な集中力と判断力も大きく低下し、居眠り運転を誘発することがわかります。
居眠り運転を防止する5つの対策法
ここでは実際に僕が長距離運転時に実践する対策方法を紹介したいと思います!効き目には個人差があるので悪しからず…。
①【ガムを噛む】定番の眠気対策!
ガムを噛むと、脳の血管が拡張し血行が良くなるため、覚醒水準の低下を抑える効果があると言われています。
特にカフェインを含むミント系のガムがオススメです!
②【カフェインをとる】定番のコーヒーからエナジードリンクまで!
眠気対策の定番といえばカフェインの入ったコーヒーですよね。
また、ここ数年で台頭してきたエナジードリンクも種類が増え、同じく眠気対策の定番にもなってきています。
これらの飲料に含まれるカフェインには脳を覚醒させる効果の他に、集中力を高める効果があります。
ただし過剰摂取は体に異常をもたらし、最悪の場合、中毒死を招く恐れもあるので注意が必要です。
適度に取り入れるようにしましょう!
③【窓を開ける】空気の入れ替えでリフレッシュ!
渋滞中でなければ窓を開け、新しい空気をとりこみ頭や顔に刺激を与えると効果的。
冬場にやるとめちゃくちゃ効果がありますw 同乗者の反感をくらうこと必須ですが^^;
④【舌回し体操】以外に効果あり!
以外に効果あるのが舌回し体操です。これはぜひ試してもらいたい方法の1つ!
◎舌回しのやり方
口を閉じて歯茎に沿わせるように口の中で舌を回し、それを左右交互に1周ずつ行います。
たかが舌回しと思うことなかれ!連続で続けていると顔中の筋肉が刺激を受け、つりそうになるほどの痛みが生じます。
この痛みが脳の覚醒を促し、眠気を覚ましてくれるんです。
しかもこの舌回しには他の効果もあって、顔のしわやたるみ予防ができます。
眠気も取れて、顔のストレッチもできて一石二鳥!?ぜひ一度自分の限界が来るまで舌を回してみてください。
きっと涙目になると思います。
⑤【仮眠をとる】眠いなら寝る!鉄板の対策方法!
1番の対策法といえば、やはり仮眠を取ることです。
15分程度の仮眠を取るだけでもだいぶスッキリすることができます。
経験上これが確実に眠気が取れる方法です。
逆に30分以上寝てしまうと起きるのが辛くなるので注意が必要。
仮眠をとったら切り替えのためにも外に出て体を動かし、しっかり目覚めた状態で運転に備えてくださいね。
仮眠を取るタイミングでコーヒーなどを飲み、カフェインを摂取できれば完璧です!カフェインの効き目は20分後と言われています。
まとめ:居眠り運転を防止する最善の対策は絶対無理な運転をしないこと
今回は運転中に眠くなるメカニズムと対策法をご紹介させていただきました。
最後に声を大にして言いたいことは、絶対無理な運転はしないということです。
劇的な効果を望む前に、適切な睡眠をとり運転時のコンディションを整えておきましょう。
時間に追われて無理をしたくなる時もあると思います。
もし事故を起こせば、その何十倍もの時間がかかってしまうことも…。
眠くなったら休憩、または仮眠を取る!
せっかくの楽しいレジャーを台無しにしないよう、余裕を持った運転を心がけることが大切です。