このような疑問にお答えします。
- コロナ対策補助金制度で衛生品を経費にする方法
- 補助金制度のある自治体の調べ方
- おすすめの衛生品
新型コロナウイルスの感染予防に欠かすことができない衛生品の数々。
アルコール消毒液など、定期的に購入していると結構な費用になってしまいますよね。
実は地方自治体が行っている補助金制度を利用すれば、経費(場合によっては無料)にすることが可能なんです。
その方法について解説していきます。
申請手順や補助金の受付期間等は自治体によって異なります。予算の兼ね合いで早期終了も考えられますので、補助金を受けたい場合は早めに申請することをおすすめします。また、この記事で紹介するような補助金制度がない自治体もあるのでご了承ください。
Contents
コロナ対策補助金制度で衛生品を経費にする方法
ここでは宮崎県小林市を例に解説させていただきます。
ほとんどの自治体が同じような申請手順ですので、流れなど参考にしてみてください。
小林市のコロナ対策補助金制度を例に解説

小林市では新型コロナウィルスの感染予防として、感染防止環境の整備にかかわる経費を最大10万円補助(1事業者につき、1回限り)しています。
ここでいう感染防止環境の整備にかかわるものとは、アルコール消毒液やキャッシュレス決済機器などです。
補助対象は下記の通り。
- 市内に事業所を有する個人事業主又は法人
- 小売業、飲食サービス業、宿泊業その他別表の対象業種に該当する者
- 令和2年1月31日までに納付期限が到来している市税等を完納している者
※上記3つの要件に全て該当する事業者
小林市の事業対象業種を見てみると、かなり広範囲をカバーしていることがわかります。
宮崎県小林市のコロナ対策補助金制度の申請手順
補助金申請の流れは3つです。
- 感染防止環境(衛生品など)を整備する
- 必要書類をそろえて郵送か窓口で申請
- 口座に補助金が振り込まれる
それでは順番に見ていきましょう。
①感染防止環境(衛生品など)を整備する
感染防止環境の整備とは、さきほどもお伝えした通り、新型コロナウイルスの感染を防止するために必要とされる資機材のことを指します。
主な対象は下記の通りです。
- マスク
- 手指消毒用消毒液
- 清拭用消毒液
- 消毒液専用スタンド
- 次亜塩素酸ナトリウム
- 非接触型決済用の専用端末
- キャッシュレス決済機器
- 非接触型体温計
- 宿泊施設予約システム
- 販路拡大に係るシステム等
- アクリル板の設置
- ビニールカーテンの設置
- 換気扇の設置
- 客席間仕切り板の設置
- トイレ手洗場の改修
- テイクアウト専用窓口の設置
- 屋外テラス席の設置
- その他感染拡大防止対策に必要であると市長が認める資機材
こうしてみると色々なものが該当していますね。
なお、小林市では令和2年4月1日以降に整備した資機材(消費税及び地方消費税を除く)という条件があります。
②必要書類をそろえて郵送か窓口で申請
小林市の場合、必要な書類は全部で9種類です。
- 補助金交付申請書(様式第1号)
- 領収書一覧表(様式第2号)
- 購入又は設置した資機材が確認できる領収書の写し
- 環境整備事業を実施したことを証明する資料(状況写真)
- 法人の登記簿又は開業届の写し等営業していることを確認できる書類
- 宣誓及び同意書(様式第3号)
- 補助金交付請求書(様式第5号)
- 振込口座の通帳の写し
- その他市長が必要と認めた書類
※資機材の購入や改修を実施した後に上記必要書類をそろえて申請
用意する書類が多いと感じられるかもしれませんが、そこまで複雑な書式ではないので身構える必要はありません。
補助金のためにも頑張って書類を集めましょう!
➂口座に補助金が振り込まれる
全ての申請が完了すると、後日指定口座に補助金が振り込まれます。
補助金の交付回数は同一対象者につき1回限りとなるので、必要なものであれば上限の10万円ぎりぎりで申請すると良いかもしれませんね。
以上が小林市の補助金申請から受け取りまでの流れとなります。
少し難しく感じられた方もいるかもしれませんが、必要書類などシンプルなものばかりなので決して気負わずに!
分からないことがあれば申請窓口に電話で確認しましょう。
補助金制度のある自治体の調べ方
ご自身の経営されている店舗、または企業が位置する市町村区に、コロナ対策補助金制度があるかは簡単に調べることができます。
グーグルを使った検索キーワード例は下記です。
○○○ 補助金制度 コロナ 経費
○○○のところはご自身が経営する店舗の所在地(例:浜松市)を入力します。
上記のような感じで検索してみてください。
ご紹介しているような補助金制度を行っている自治体であれば、ページ上部に検索結果が表示されるはずです。
おすすめの衛生品
補助金制度を利用して衛生品を購入するなら、一番のおすすめは間違いなく自動アルコールディスペンサーです。
ポンプ式に比べて衛生的ですし、最近は衛生品の中でもかなり需要が伸びています。
アルコール噴射器と体温測定器が一体型になったものも販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ:補助金制度をうまく利用してコロナの感染予防を!
- コロナ対策補助金制度で衛生品を経費にする方法
- 補助金制度のある自治体の調べ方
- おすすめの衛生品
上記3点について解説させていただきました。
もしご自身が補助金制度の利用対象者でしたら早めに申請するのが吉です。
どうしても予算に限りがある制度となっているため、もたもたしていたら受付終了なんてことも考えられます。
補助金制度をうまく利用してコロナの感染予防と、新しい生活様式に備えてくださいね。