栃木県塩谷町にある東古屋キャンプ場で、2泊3日のキャンプをしてきました。
どうやら穴場のキャンプ場らしく、期待して9月の4連休に行ってみたら普通に混んでて穴場感なしw
ちょっとタイミングが悪かったのかな…。
- 東古屋キャンプ場の現地レポート
- 東古屋キャンプ場の攻略ポイント
- 東古屋キャンプ場の周辺施設
- 栃木を満喫した2泊3日のキャンプ模様
今回のキャンプの目的は秋キャンプを満喫することはもちろんですが、
中止になった娘の修学旅行の行先でもある日光東照宮に連れていくこと、そして宇都宮餃子を食べることです。
とても充実したキャンプライフとなりました!
Contents
東古屋キャンプ場の施設情報
東古屋(ひがしごや)キャンプ場は、釣りのメッカと言われている東古屋湖のほとりにある閑静なキャンプ場です。
最寄りのインターチェンジは東北自動車道の矢板ICと上河内スマートICで、車で約30分のところにあります。
住所 | 〒329-2216 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島744 MAP |
電話 | 0287-47-1150 |
期間 | 3月(東古屋湖解禁日)~12月31日 ※解禁日を確認する |
料金 | 1泊 大人1,000円 / 小中学生 200円 / 6歳以下 無料 予約なし |
時間 | AM10時~翌日AM10時 |
設備 | フリーサイト(芝・土)、洗い場、トイレ(水洗)、オートキャンプ可、管理事務所に自販機と薪の販売あり |
※2020年9月時点の情報
東古屋湖管理事務所でキャンプ場の利用受付
東古屋キャンプ場の受付は東古屋湖管理事務所でおこなっています。
ここからキャンプ場までは少し離れているので、先に受付を済ませておきましょう。
受付時に住所や使用人数などを書き込み、料金(現金のみ)を支払います。
ちなみに東古屋湖で釣りをする場合は、入漁券の購入が必要になるので注意してください。
入漁券の詳細はこちら
受付には一束500円で薪の販売もありました。500円でこれだけあればコスパ高めですね。
管理事務所の目の前は東古屋湖が広がります。
この日は多くの釣り人で賑わっていました。
キャンプ場の入口と駐車場
管理事務所から湖の上流のほうへ向かっていくと、左手にキャンプ場の入口があります。
東古屋キャンプ場はサイト内に車の乗り入れが可能です。
ただし、混雑時は場内に車を駐める場所がなくなることもあります。
その場合は入口前にある駐車場に駐めておくことができるのでご安心ください。
写真で見るキャンプサイト
それではここから肝心のキャンプサイトを見ていきましょう。
上の画像は撮影したポイントを記したものです。
利用者がいたため全ての場所を撮影しきれていませんが、全体の雰囲気はわかると思います。
写真だと分かり辛い部分もあると思うので、下記にある動画も合わせて参考にしてみてください。
基本的に東古屋キャンプ場は、車の乗り入れができる全面フリーサイトとなっています。
ただし場所取りは完全早い者勝ちです。
こちらは入口を入ってすぐ右側に進んだところ。
芝が剥げているところが車の通り道になっていて、その左右にみなさんテントを設営する感じでした。
①からさらに右側(キャンプ場の端側)を進むと、池の横に設営できそうな場所があります。
そこまで横幅が無いので大きなテントは厳しい印象です。
今度は入口の左側に続く砂利の車道を進んでいきます。
この辺りはところどころ木が生えているので、そこまでだだっ広い感じはありませが、設営ができないレベルではないです。
入口から続く車道のすぐ左側にも広めの場所があり、ツールームテントを設営してる人もいました。
⑤の場所を引いて撮ったのがこちらです。
目の前は東古屋湖の上流なので、水量があれば湖を見ながらキャンプを楽しむことができます。
①を池側から撮ってみました。
他の場所に比べて木が少ないので、東古屋キャンプ場の中では広々している場所の1つです。
③の砂利の車道をさらに進むと、開けた場所があります。
わが家が利用した日は、ほぼソロキャンパー(ツーリング)の人たちで埋まっていました。
写真の右側は東古屋湖の上流にあたります。
この日は減水して底面が見えていましたが、水量があればロケーション的にも良い場所です。
正面の大きな木をぐるっと囲むように開けた場所があります。
広々としていて洗い場とトイレも近いので個人的にオススメの場所です。
⑨を引きで撮ってみたのがこちら。
また来る機会があればこの辺りでキャンプをしたい!
このように林間サイトのような場所もあります。
こちらはキャンプ場の1番奥にあたる場所です。
両サイドには洗い場とトイレがあるので、ある意味1番便利な場所かもしれません。
砂利の車道をぐるっと進むと、最後に池が見えてきます。
池の周りは比較的フラットなところが多く、こちらも人気の場所のようです。
今回わが家もこの池の近くにテントを設営しました。
洗い場・かまど・炭捨て場
洗い場はキャンプ場の入口から見て1番奥にあります。
蛇口は全部で5箇所。
電気はありませんので、夜はライトの持参必須です。
洗い場の横にはかまどが6基と炭捨て場があります。
ゴミ捨て場はありませんのでゴミは各自持ち帰りです。
トイレ
トイレ(水洗)は男性用が小と個室が1つずつ、女性用は個室が2つあります。
臭いなどもなく綺麗に管理されており、ハンドソープも備え付けられています。
便座は暖房便座なので寒い時期でも安心です。
キャンプ場からの眺望
湖畔沿いのサイトからは東古屋湖を見渡すことができます。
この日は減水していたため、ご覧のとおり水底があらわに。
ですが!減水しているとき限定で綺麗な川で遊ぶことができます。
東古屋湖に流れる荒川が綺麗
東古屋湖に流れる荒川の水がとても綺麗です!
無加工の写真でこの透明度!綺麗だと思いませんか?
湖が減水しているとき限定ですが、キャンプ場の目の前にあるので、気軽に川遊びを楽しむことができます。
夏場にめちゃくちゃ良さそうです。
動画で見る東古屋キャンプ場【2020年9月版】
東古屋キャンプ場を動画で撮ってみました。
写真では分かり辛い部分もあると思いますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
東古屋キャンプ場の攻略ポイント
東古屋キャンプ場を利用してわかった注意すべき攻略ポイントは下記です。
- 連休は激しい場所取り合戦
- ソリッド系のペグがあれば安心
- 池のトラップに注意
- 混雑時は耳栓必須
連休は激しい場所取り合戦
穴場キャンプ場として紹介されていますが、連休中の利用は覚悟した方がいいです。
下手したらキャンプ難民になるかもしれません。
今回わが家が利用したのは4連休の2日目からです。
キャンプ場に到着した10時過ぎの時点で良さそうな場所はほとんど埋まっていました。
入れ替わりがあまりなく、連泊で利用される方が多かった印象です。
空いた場所もすぐ埋まる感じだったので、早めに到着することをおすすめします。
ソリッド系のペグがあれば安心
設営の際にジェラルミンペグを使ったところ、地中に埋まった石が多くて少し苦戦しました。
途中からソリッド系のペグに変えたほどだったので、サイトは全体的に固い印象があります。
ジェラルミンペグでも太刀打ちできないわけでわないけど、ソリッド系のペグがあった方が安心です。
池のトラップに注意
結論から言うと2泊してる間に3人が池に落ちていました。
この時期限定かもしれませんが、池を覆う緑の浮き草のせいで池だと思わず、足を踏み込んでしまったようです。
池の水深は浅いですけど、小さな子供は特に注意が必要だと思います。
混雑時は耳栓必須
やっぱり混雑していると少なからず夜遅くまで騒いでいる人がいます。
また、周りが静かだと普通に喋っているだけでも声が聞こえてくるものです。
いびきが凄い人もいますしね…。
どこのキャンプ場を利用しても混雑時であれば同じかもしれませんが、耳栓を持っておくと良いと思います。
寝不足になるような環境だと、せっかくの楽しいキャンプもストレスが溜まってしまいますからね。
東古屋キャンプ場の周辺施設
東古屋キャンプ場の近くにあるスーパー、ホームセンター、コンビニ、入浴施設をピックアップしました。
こちらも参考にしてみてください。
東照宮に宇都宮餃子…2泊3日のキャンプで栃木を満喫!
ここからは2泊3日のキャンプ模様をお送りします!
初日はキャンプ場で過ごす
7時に家を出発して10時過ぎにキャンプ場へ到着すると、あまりの人の多さにビックリ。
情報では穴場のキャンプ場ということだったので、軽くやらかしたんではないかと焦ります(キャンプ難民経験あり)
なんとか良さそうな場所を見つけ、ささっと設営を終えることができました。
初日はキャンプ場で過ごすプランです。
お昼ごはんの用意をするため、ファイヤースターターで火お越しに挑戦!
一仕事終えたところでいただきます!
この瞬間がたまらないw
この日のお昼ごはんは、キャンプでは初めて作るハンバーガーです。
パテはあらかじめ家で混ぜ合わせ、バンズのサイズに合うよう空気を抜きながら形を整えていきます。
パテを焼きだすとこのまま食べれそうなほど良い匂いが…!!
この時点で成功を確信w
ビーフ100%のオリジナルチーズバーガーの完成です!
味付け、環境、達成感…すべてが合わさり最高に美味かった!これは絶対また作ろうと思う。
わが家のキャンプレシピに殿堂入りです。
焼き芋も食べつつお腹もいっぱいになったところで、近くを散策しに行くことに。
東古屋湖が減水していたため川の方へ行ってみると先ほどご紹介したように、とても綺麗な川が流れていました。
あまりの綺麗さに水着に着替えて川遊びしたいと言いだす始末。
水着もないし、もうすぐ10月になるんですけどねw
夏だったら川遊びに持って来いの環境でした。
夕飯は焼肉を食べて、、、
夜のお楽しみとして100均でこんなものを仕入れてみました。
これが結構子供に好評で、しかも暗闇だとどこにいるか一発でわかるのでキャンプで使えるアイテムです。
恒例の焼きマシュマロを食べた後は焚火で温まります。
この時期の焚火はほんと最高ですね。
少し肌寒いくらいの気温が過ごしやすく、いつまでも眺めていられます。
2日目は名物の湯葉料理と日光東照宮へ
2日目は日光名物の湯葉料理を食べて日光東照宮へ行くプラン。
湯葉料理を食べに訪れたお店は、神橋近くにある油源という江戸安政6年創業の歴史あるお店です。
日光名物の湯波を色んな味わいで楽しめて食べ応えがありました。
湯葉以外にも栃木県の選りすぐりの食材を使っているらしく、油源で1番人気のメニューだそうです。
ゆばちらしは駅弁をランチで食べれるようにしたメニュー。
すし飯を使っているのでさっぱりとした味わいでした。
美味しいご飯でお腹もいっぱいになったところで日光東照宮へ向かいます。
小学生の頃に修学旅行で訪れた以来の日光東照宮です。
大人になって改めて来てみると、その荘厳なたたずまいに感動します。
日光東照宮と言えばやっぱりこの三猿!
何でも吸収する幼い時期に子供に悪いことは見させない、聞かせない、言わない。
綺麗なものだけを見て素直に育つのが良いという意味を持つそうです。
石の鳥居の正面に鎮座する陽明門。
1つ1つの装飾がとても豪華で、これでもかってくらい龍があしらわれています。
こちらは宝塔といって、いわゆる徳川家康のお墓です。
なんとなく他の場所とは違う空気感が漂っていました。
ちなみにここは、日光東照宮のパワースポットの1つになっています。
他にも眠り猫や、神社内にあるお寺としても有名な薬師堂の鳴龍など、時間をかけて境内を散策したプチ修学旅行となりました。
キャンプ場へ戻る途中に東照温泉で温泉に入っていくことに。
源泉かけ流しで、17時以降は大人500円・小学生300円で入浴できるとてもリーズナブルな温泉です。
泉質はアルカリ性の単純温泉ですが、少しとろみがあり良いお湯でした。
露天風呂も広くて良かったですよ。
キャンプ場へ戻って最後の夜ごはん!寒くなってきた時期に欠かせない鍋です。
日光東照宮の感想を聞きつつ、この日も充実した1日となりました。
3日目は宇都宮餃子を食べて栃木キャンプ終了!
午前中に撤収を終えて向かったのは、栃木キャンプ最後の目的地でもある宇都宮みんみん江曽島店です。
はじめて食べる宇都宮餃子…とても有名なお店らしいので期待が膨らみます。
良い感じの焼き具合にしっかりと羽も付いて食欲をそそります。
それでは、いただきます!
カリッとした食感にジューシーな肉汁と野菜の甘みでさっぱりとした味わい!
肉より野菜の比率が多いので、こってり感もなく何個でも食べれちゃいそうです。
行列を待った甲斐がある美味しさでした!ごちそうさまです。
まとめ:東古屋キャンプ場を利用して
穴場のキャンプ場ということで利用したのに、人の多さにはビックリしました。
これも昨今のキャンプブームの影響なんですかね?
初めての栃木キャンプ、有名な観光名所にも行けて充実したキャンプライフとなりました。
近くには鬼怒川温泉もあるので、観光地巡りにうってつけのキャンプ場だと思います。
2日とも曇っていたので星空を見ることはできませんでしたが、夜は満天の星空が広がるそうです。
機会があればまた利用してみたいと思います。