このような疑問にお答えします。
静岡県民の人、こんな素晴らしい無料キャンプ場が県内にあるとか羨ましすぎます…。
無料キャンプ場を好んで利用するわが家ですが、沼津市民の森は今まで行った無料キャンプ場の中で超ハイレベルでした。
そんな沼津市民の森を現地レポート(2022年時点)でご紹介いたします。
この記事の内容
- 沼津市民の森の基本情報
- 沼津市民の森が無料キャンプ場の中で超ハイレベルだった理由
- 沼津市民の森の設備と現地の様子
- 沼津市民の森利用時の攻略ポイント
Contents
沼津市民の森の基本情報
沼津市民の森は静岡県沼津市にある無料キャンプ場です。
近くにはゆるキャン△9巻に掲載されている「だるま山高原キャンプ場」という聖地もありますよ。
住所 | 静岡県沼津市西浦河内字 堂山506 MAP |
電話 | 055-942-3103(市民の森 管理棟) |
期間 | 【夏期集中キャンプ期間】
◎7月20日~8月30日アウトまで ◎4~11月 (原則土曜日宿泊) ※営業期間は公式サイトの確認推奨 |
料金 | 無料(完全予約制) |
時間 | 【テント・ケビン】
◎IN11時~OUT10時 【バーベキュー】 ◎昼:10時~15時 ◎夜:16時~20時 (夜は宿泊者のみ利用可能) |
その他 | 区画サイト(芝・土・すのこ)、炊事棟、トイレ(水洗)、かまど、オートキャンプ一部可、薪使い放題(無料)、小川あり、ケビン(無料)、ゴミは持ち帰り |
※2022年8月時点
沼津市民の森が今まで利用した無料キャンプ場で超ハイレベルだった理由
無料キャンプ場を好んで利用するわが家ですが、沼津市民の森は今まで行った無料キャンプ場の中で超ハイレベルでした。
その理由がこちらです。
- 行き届いた管理と整った設備
- 林間と芝サイトを選べる
- サイトが広々していてゆったりできる
- ほぼオートキャンプができる
- 無料で薪が使える!
無料キャンプ場なのに!ってのがポイントです。
それでは1つずつご紹介します!
①行き届いた管理と整った設備
今回利用してみて特に感じたのが、行き届いた管理と設備が整っているところです。
無料キャンプ場だと管理が不十分なところが結構あったりします。
沼津市民の森は管理人が日中滞在しているので、そういった心配は必要ないようです。
設備に関してもしっかり管理されているため、汚らしい印象は全くありません。
何ならこのキャビンまで無料で利用できちゃいます!
②林間サイトと芝サイトを選べる
キャンプサイトは林間サイトと芝サイトの2つから選ぶことができます。
芝サイトは雑草が生い茂ることなく、しっかり管理されていました!
③サイトが広々していてゆったりできる
少しい見にくいですが、中央にある木の左に【22】のプレートが見えると思います。
この写真の範囲が22番の区画サイトです。
かなりサイトが広々している(第2広場サイト)ので、ゆったりキャンプをすることができます。
④無料で薪が使える!
ただでさえ無料で利用できるありがたいキャンプ場なのに、薪まで無料で使えるんです。
薪って購入すると一束でだいたい500円前後するじゃないですか。
薪代の節約にもなるし、車の中の荷物も減らせるし、このサービス…神ってます。
火付け用の小さな薪まであります。
必ず使い切れる量(常識の範囲内で)を持って行ってくださいとのことです。
⑤ほぼオートキャンプができる
広場サイトであれば車を横付けして荷物の積み下ろしができます。
キャンプ中はサイトの対面にある駐車スペースに車を止める必要がありますが、ほぼオートキャンプができるようなものです。
沼津市民の森の設備情報
ここからは市民の森キャンプ場の設備を詳しく見ていきましょう。
キャンプ場内のマップは↑を参考にしてください。
市民の森入口
こちらが沼津市民の森の入口です。
ここから200mくらい進むと右手に管理棟があります。
管理棟
チェックイン・アウトの受付はこちらの管理棟で行います。
チェックインの受付時間は10時~16時までです。
16時以降にチェックインする場合は、電話連絡が必要となります。
チェックアウトは8時~10時までの間。
管理人がいない場合は、名札を箱に入れておけばOKです。
第1キャンプ場
第1キャンプ場にある設備は以下です。
- 常設テントサイト
- かまど
- 炭捨て場
- 炊事棟
- トイレ
- ケビン
キャンプ中の方がいたため写真は撮れませんでしたが、第1キャンプ場のテントサイトは常設テントのサイトとなっています。
かまど
かまどは全部で18台。
左奥にあるオレンジのドラム缶が炭捨て場です。
焚きつけようの薪(もちろん無料)も完備されています。
焚火用の薪をここから持っていってもいいみたいです。
炊事棟
炊事棟の水は生水のため、直接飲用することができません。
飲み水として使用する場合は、煮沸するか携帯浄水器を使いましょう。
気になる人は飲用水を持参してきてください。
蛇口は全部で10本あります。
これだけあれば混雑して待つこともないですね。
トイレ
トイレは水洗式で綺麗に管理されていました。
ちなみにバリアフリートイレはありません。
個室のトイレは流したら必ず蓋をするルールになっています。
ケビン
大人3~4人用のケビンが1棟あります。
寝具やエアコンはありません。
第1広場サイト
こちらは第1広場サイト(6~13番)。
第2キャンプ場に隣接した場所にあります。
第1広場サイトは全ての区画にスノコが敷かれています。
スノコの上にテント等を設営しないといけないわけではなく、スノコを避けて設営しても良いとのことでした。
キャンプ中は写真左側にある駐車スペースに車を停めます。
トイレと洗い物に関しては、第2キャンプ場にあるトイレと炊事棟を使ったほうが距離的にも近くていいと思います。
第2キャンプ場
第2キャンプ場にある設備は以下です。
- テントサイト
- かまど
- 炊事棟
- 炭捨て場
- バーベキュー場
- トイレ
テントサイト
テントサイトは1~5番までの計5ヶ所。
全てスノコが敷かれたサイトになっています。
そこまで広くないので大人数でのキャンプには不向きかな。
どっちかというとソロ向き?
かまど
焚きつけようの薪はこちらにも完備されています。
ここから焚火用の薪として持って行ってもOKです。
かまどは全部で17台です。
炊事棟
こちらの炊事棟の水も生水のため、直接飲用することができません。
蛇口は全部で10本でした。
バーベキュー場
第2キャンプ場内にはバーベキュー場があります。
バーベキュー炉はかまどにある鉄板のみ利用可能となっていて、脂が落ちるような網の使用はできないとのことです。
炭捨て場
炊事棟の近くに炭捨て場があります。
炭を捨てる際は水をかけて完全に鎮火させましょう!
トイレ
水洗式のトイレで綺麗に管理されています。
トイレの構造的に夏場はちょっと虫が多いかな。
第2広場サイト
こちらが第2広場サイトです。
14~16番がスノコありのサイト。17~28番がスノコなしのサイトになっています。
トイレと炊事棟から少し離れますが…
第2広場サイトはご覧の通りかなり広々しているサイトです。
しかも全体が芝になっていてポイント高い!
サイト間もスペースがあって、隣を気にする必要がほとんどありません。
キャンプ中は柵に向かって車を停める必要がありますが、荷物の積み下ろし時は車をサイトに横付けできます。
こちらは第2広場サイトの奥側にある25~28番サイト。
もともとキャンプファイヤー場だったところを拡張したみたいです。
グループキャンプで利用するとプライベート感あって良さそうでした。
沼津市民の森 利用時の攻略ポイント
市民の森を利用してみて感じた攻略ポイントをご紹介します。
- 川遊びができる
- 夏場は虫対策必須
- 焚火台を使用すればサイトで焚火ができる
- 買い物は事前に済ませる
- 近くの温泉は?
- 沼津市民の森は完全予約制
①川遊びができる
第2広場サイトの24番サイト付近から河内川に降りられる場所があります。
大した深さじゃないのでちょっとした川遊びができますよ。
②夏場は虫対策必須
山間にあるキャンプ場のため、蚊、アブ、ブヨがいます。
肌の露出を抑えた服装をするか、虫よけ対策はしっかりしましょう。
③焚火台を使用すればサイトで焚火ができる
焚火は焚火台を使用すればサイトで行っても問題ないとのことです。
サイトで焚火ができなかった等の口コミを見ましたが、管理人に聞いたので間違いないです。
↓の焚火台、ピコグリルのバッタもんですが安くて買ってしまったw
④買い物は事前に済ませる
沼津市民の森の近くにスーパーやコンビニがありません。
最寄りの大型スーパーまで20キロもあります。
キャンプ場に着く前に買い物を済ませることをおすすめします。
⑤近くの温泉は?
温泉は戸田温泉 壱の湯があります。
壱の湯には道の駅が併設されているので、買い物がてらに行くのはありかもしれません。
⑥沼津市民の森は完全予約制
沼津市民の森は完全予約制です。
予約方法は2パターン。
- 管理事務所へ電話 TEL:055-942-3103
- 沼津市公共施設予約システムで予約沼津市公共施設予約システム
申し込みは1週間前までにする必要があります。
人気キャンプ場のため、土日祝に利用する際は早めの予約をおすすめします。
まとめ:沼津市民の森は貴重な超ハイレベルな無料キャンプ場
沼津市民の森をご紹介させていただきました。
このキャンプ場に初めて訪れたときの感想は「ほんとに無料で良いの?w」でした。
沼津市民の森はそう思えるくらい素晴らしい無料キャンプ場です。
貴重な無料キャンプ場がなくならないよう、利用する側もしっかりマナーを守って利用したいものです。