GWに大分県別府市にある志高湖キャンプ場で3泊してきました!
このキャンプ場、別府・湯布院へのアクセスが抜群に良く観光拠点にはもってこい!(しかも安い)観光・温泉・名物と充実したキャンプになりました^^
Contents
気合いを入れて、いざ出発! ★1日目〜
夜中の3時に出発です!キャンプでこの時間に出発するのは初めて。
流石に前日仕事だったので途中眠すぎて仮眠しました^^; いやー片道7時間半は結構しんどかったw
初めて別府に”車”で行くのであれば試していただきたいことがあります!
高速道路走行中に別府インターチェンジの標識が見えたら、ぜひ窓を開けてみてください。
温泉の香りが漂っていますよ!
志高湖キャンプ場の基本情報
志高湖キャンプ場は、阿蘇くじゅう国立公園に位置する別府市営のキャンプ場で、広大な自然に囲まれています。
別府インターチェンジから車で10分くらいの距離にあり、別府・湯布院へのアクセスが抜群です。
住所 | 〒874-0000 大分県別府市東山4380-1 |
電話 | 0977-25-3601 |
期間 | 通年 ※3~11月は管理人常駐 |
料金 | 1人320円(3歳以上)、車両乗り入れ1台430円、バイク1台210円 |
時間 | ◎チェックイン13:00(車両乗り入れ) ◎チェックアウト11:00(テント・車両完全撤収) ※10時から受付できますが、キャンプサイトに入れるのは人と荷物のみ。テント設営は11時から。車の乗り入れは13時以降 |
設備 | フリーサイト、オートキャンプ可、炊事棟、トイレ(水洗)、売店あり |
キャンプ場内へ車の乗り入れをする際の注意点があります。
11:00〜13:00の間は入口ゲートが施錠され出し入れ不可になるので、チェックアウト時は気をつけてください。
キャンプサイトは湖畔を囲むように点在
こちらのメインサイトの他にも、湖畔沿いにある道路の左右も設営可能です(一部不可)。
繁忙期はキャンパーであふれかえりますので、早めの受付をオススメします!
空きが無いためか、かなり傾斜がある場所にテントを張ってる方もいました。
絶対寝づらいだろっと思わず突っ込みたくなるレベルw
ちなみにGWのピーク時は1日で1000人ほどキャンプをされたようです。
メインサイトにある炊事等
メインサイトに併設された炊事場です。
環境保全のため、洗剤を使用した食器洗いはここだけでしかできませんので注意してください。
トイレとゴミ捨て場
先ほどの炊事等の隣にあるトイレです。
トイレはここと、受付近くの駐車場にしかないので、メインサイトから離れると結構面倒。
僕がテントを設営したところからは往復で歩いて10分くらいかかりました。
さらに遠くの人は車でトイレに向かっていましたね。
トイレの隣にはゴミ捨て場があります。
この利用料でゴミが捨てられるのは高ポイントです。
独立式の簡易水道
湖畔沿いの所々に、このような感じ水道が設置されていますが、メインサイト以外の場所では環境保全のため洗剤使用は禁止になっています。
場所によっては鶴見岳が見れる
フラットでロケーションも悪くない場所が奇跡的に空いていたので、ちゃちゃっとテントを設営しました。
奥に見えるのが鶴見岳です。
実はこの日、春の嵐の影響で風が強く、設営中にテントを飛ばされそうになりかなり焦りました。
ってことで一仕事終えたので、お昼ご飯を食べに行きます!今回のキャンプは観光がメインです^^
別府名物「冷麺」の超人気店!手のべ冷麺専門店「六盛(ろくせい)」
住所 | 〒874-0946大分県別府市松原町7-17 |
電話 | 0977-22-0445 |
営業時間 | 昼11:30~14:30 夜18:00~21:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | あり(無料) |
別府冷麺とは?
小麦粉、そば粉、でんぷんを基本にした麺と、魚介ベースを和風にアレンジしたスープが特徴の冷麺です。
別府冷麺を出す店は別府市内でおよそ70店舗ほどあり、冷麺専門店系と焼肉屋系の2系列に大別されています。
冷麺専門店系の別府冷麺は、もちもちした太めの麺でキャベツのキムチが添えられる一方、焼肉屋系はツルツルした中細麺で白菜のキムチが添えられる違いがあります。
最近では通常のラーメン屋や、居酒屋でも別府冷麺がメニューに加えられ、別府冷麺プロジェクトなるものも開始し、別府温泉に次ぐ名物として売り出しているそうです。
並ぶだけの価値はあり!本場の冷麺を食す。
お店に着いたのは1時半くらいで、15組ほど待たれてました。店先に受付ノートがあり、記入を済ませ目の前にある公園で時間をつぶします。
順番が近づくと店員の人が事前に注文を聞きに来たので、冷麺大、きくらげ冷麺、中華そばを頼みました。
店名が冷麺専門店となっていたので冷麺だけかと思いきや、普通にラーメンとかもありました。
ちなみに地元の方は冷麺より中華そばをよく食べるらしいです。
店に案内されて、カウンター席へ。水はセルフサービスになっているので自分で取りに行きます。
そして、ついに別府冷麺が運ばれてきました!
食べる前からコシのありそうな麺が主張してきますw色は蕎麦っぽいです。
まずスープを飲んでみます。
アッサリしていながら、ダシの効いたスープ。
ちょっと酸味があるので暑い時期や〆に食べるのに良さそうです!
そして、麺はやっぱりコシが強い!!歯ごたえバッチリでしたw
スープにも合っていて美味しいです。チャーシューとキムチは普通だったかな。
このスープに合わせた味付けなんだろうけど、口コミほどではなかったと思う。
別府の人スミマセン!
中華そばもそこそこ美味しかったです。子供が食べていたので、ちょっとしか食べれてませんが^^;
別府冷麺を食べてみて
普段焼肉屋で、たまにしか食べない冷麺ですが、別府冷麺は一味も二味も違いました!実は数年前にも別府を訪れていて、その時は人気店である「胡月」で冷麺を食べたんです。
凄く美味しかった思い出があり、今回は「六盛」を訪れてみました。どちらも甲乙付けがたいくらいの美味しさでしたね。
別府冷麺のお店で迷ったら「六盛」か「胡月」のどちらかに行けば間違いないと思います!
お腹もいっぱいになったので食後のデザートを食べに「岡本屋売店」へ地獄蒸しプリンを食べに向かいます。
別府グルメと言ったらこれ!「岡本屋売店」元祖地獄蒸しプリン
住所 | 〒874-0843 別府市明礬3組 |
電話 | 0977-66-3228 |
営業時間 | 8:30~18:30 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
岡本屋売店の元祖地獄蒸しプリン
「マグマのチカラを味わう」
昭和63年から変わらぬ地獄蒸し製法で職人が1つずつ手作りをしています。
温泉のスパイスがぎっしり詰まっていて濃厚な味わいもさることながら、少し苦味のあるカラメルが絶妙にマッチした別府を代表するプリンです。
さすがGW中ということだけあって、お店に着くと駐車待ちの車が行列をつくっています…。
ここから少し離れた明礬「湯の里」で温泉に入る予定だったので、そこの駐車場に車を止めて歩いていきました。
パフェに後ろ髪を引かれつつ、地獄蒸しプリンと地獄蒸しプリンアイスを2つずつ注文。お値段は、地獄蒸しプリン260円/地獄蒸しプリンアイス350円
いやーもうね、こんなのうまいに決まってるじゃないですか!
さっき大盛の冷麺たべてお腹いっぱいだったのに直ぐ食べ終わっちゃいました。
プリンアイスには付属のカラメルを自分でかけて食べるのですが、これがまた良く合います。
プリン以外にもメニューが充実しているので、ランチ利用でも全然良いと思います!むしろ冷麺食べずにこっち来れば良かったかも。
それと周辺に漂う硫黄の匂いが温泉地に来ているって感じがしてまた良いんですよね。
そもそも明礬温泉とは別府の温泉地の中でもなかなかディープなところらしいんです。
江戸時代から続く明礬採取の史跡名所となっていて、この明礬が硫黄の匂いを作り出すんだとか。
岡本屋売店のすぐ目の前には明礬地獄の遊歩道があります(入場200円)
天然の入浴剤とも言われる湯の花を作っている湯の花小屋の間をぬって絶景を眺めながらゆったりと散歩ができるそうです。
プリンも食べて満足したところで今回の1番の目的でもある温泉に入ります。
別府キャンプの初日はここです!
シンフロの舞台にも!別府一の高台に位置する明礬温泉「湯の里」
住所 | 〒874-0843大分県別府市明礬温泉6組 |
電話 | 0977-66-8166 |
営業時間 | 10:00~21:00(最終受付20:00まで) |
料金 | 大人600円 小人300円(4才~小学生) |
定休日 | 無休 |
泉質 | 単純酸性硫黄泉 |
受付を済ませウキウキしながらいざ入浴…(温泉内は写真撮影が禁止なので公式サイトをご覧ください)
!!!
外に洗い場がっ!いや知ってたけど、これ真冬だとどうするんだろw
しかも水とお湯の蛇口を捻って自分で調整するタイプ。
止めるとまた調整しなくちゃいけませんw風が強かったこの日、ちょっとした修行をしている気分です。
でもこの苦難を乗り越えて浸かったお湯は別格でした!
源泉はもちろん掛け流しで白湯に浮く湯の花もさることながら、硫黄の香りが全身を包み込みます。温度もちょうど良く、30分ほど浸かっていました。
温泉から見える景色も最高で、夜になれば満天の星空の下、入浴することができるでしょう。
実はこの温泉、大分県の観光PR動画「シンフロ」にも登場しているんです。
さらにTV番組「世界の果てまでイッテQ」の温泉同好会の企画でも登場しています。
脱衣場にサインと写真が飾られていました。
入浴後、コーヒー牛乳を一気飲み!これがたまらないw
温泉卵が50円だったのでみんなで食べました!別府市内で1番安いんじゃないかな?もうなんでもおいしく感じます。
一通り満喫したところで、今日は長時間運転した疲れもあったので早めにキャンプ場に戻りました。
後日談ですが、この温泉に入浴後はできれば体を洗った方が良いかもしれないです。
時間が経つにつれて鼻につく匂いに変わっていきますw服にも匂いが移るので。
泉質は酸性の硫黄泉のため、貴金属は黒く変色する場合があるため注意してください。
この日はとにかく風が強かった…。
ヘキサタープだったらやばかったかもしれません。
夜はそれなりに冷えたので、辛い思いをした人もいたんじゃないかと思うほど。
初日の疲れもあって、夕飯を食べ終わった頃には強烈な睡魔が襲いすぐに寝ました。
2日目も風は強いままでしたが、天候にも恵まれて絶好の観光日和です!
全国で2番目に登録された道の駅「原尻の滝」★2日目〜
住所 | 〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻936−1 |
電話 | 0974-42-4140 |
営業時間 | 9:00~17:00(季節時間あり) |
定休日 | 12月31日、1月1日 |
駐車場 | 無休あり(無料) |
道の駅原尻の滝とは
日本の滝百選に選ばれた「原尻の滝」の入口に位置し、大分県で1番目(全国で2番目)に道の駅に登録されました。
毎月4月に開催される「チューリップフェスタ」は豊後大野市を代表するイベントで多くの観光客が訪れるそうです。
また毎年8月14日に行われる伝統行事「小松明火祭り」は緒方平野かがり火で埋め尽くされ、幻想的な光景は圧巻だとか。
様々な特産物や地元で取れた野菜、お土産などがありました。
また館内には軽食コーナーの他に、レストラン白滝では食事をすることもできます。
天気の良い日にはテラス席で食ベるのも良いかもしれません。
大分名物「とり天」を味わう!
お昼ご飯をまだ済ませていなかったので、館内のレストランを利用することにしました。大分名物のとり天をいただきます!
ここのとり天は今まで食べた中で一番美味しかったです!サクサクの衣、ニンニクがちょうど良く効いていてグッド!
とり天というより唐揚げに近い印象でしたが、地域によって作り方も違うんですかね?
お腹も膨れたところで、道の駅の名前の由来でもある「原尻の滝」を歩いて見に行くことにしました。
日本の滝百選「原尻の滝」
原尻の滝とは
「日本の滝100選」「大分県百景」のひとつにあげられている名瀑です。
幅120m、高さ20mを誇り、9万年前の阿蘇山の大噴火、その大火砕流によって
もたらされた「田園地帯に突如出現する」とてもめずしい大滝です。
出典:大分県観光情報公式サイト
滝は下からと上からの両方から見ることができます。下から見たい場合は遊歩道が整備されてますので、 階段を降りて行きましょう!
ギリギリまで近ずくと結構水しぶきが飛んで来ます。昨日は強風の影響で雨のようにしぶきが舞っていたそうです(汗)
滝の前方には吊り橋がかかっています。滝を真正面から撮りたい場合はここから撮るのが良さそうです!ただし揺れるので注意してくださいねw
こちらが滝上から見たアングルです!ギリギリまで近づけますが、もちろん安全柵などありません。落ちたら自己責任なので近づく際は気をつけてくださいね。
条件が良ければ虹が見れることも。
阿蘇山の大噴火で作られたこの原尻の滝ですが、自然の力の凄さをまじまじと実感できました。見た目も日本版ナイアガラの滝のようです!
道の駅の横にあるジェラード屋さんで食後のアイスを食べ、次の目的地に向かいます!
日本一の水中鍾乳洞「稲積水中鍾乳洞」
住所 | 〒879-7263 大分県豊後大野市三重町中津留300番地 |
電話 | 0974-26-2468 |
営業時間 | 9:00~17:00(夏季は延長営業) |
料金 | 大人1,200円 大学生1,000円 中高生800円 4歳〜小学生600円 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
稲積水中鍾乳洞とは
稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成され、30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形になったそうです。
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞で、歩いて洞内を探索できます。
日本一の水中鍾乳洞を歩く
鍾乳洞手前にある虹の滝です。晴れの日に虹が見られるとのことでしたが、晴れていたのに虹は出ていませんでした。
気を取り直して鍾乳洞に入りましょう!
洞内に入ってしばらく進むと新生洞(300m)か水中洞(300m)へ行く分岐点があります。
最初に左手の新生洞の方から見ることにしました。中は結構涼しく、夏場だったらもっと涼しさを実感できそうです。
事前にもらったガイドブックには真っ青で綺麗な場所が載っていたので、見るのを楽しみにしていましたが…。ただライトアップされて青くなっていただけでしたw
ちょっと拍子抜けでしたが、The鍾乳石とも言える石がいくつもあります。最深部から戻って次は水中洞の方へ進みました。
個人的には水中洞の方が見応えあってオススメできますね。
鍾乳洞自体は初めてではなかったのですが、水中鍾乳洞は今まで見たことがありませんでした。
とにかく水深が深いです。しかも水がとても綺麗で、なぜかこんなところにも魚が何匹も泳いでいました。
手前に写るロープは、水中鍾乳洞を調査するダイバーのためにあるそうです。これがないと戻って来られなくなるんだとか。
この水中鍾乳洞もまた、阿蘇山の大噴火で形成されたということですから驚くばかりです。
鍾乳洞以外に昭和館や、観音像など色々ありましたが正直コンセプトが不明ですw
ちょっと宗教色が強い感じがして、残念な気がするのは僕だけでしょうか?
洞窟の天然水をいただく
鍾乳洞を見学すると、入口の脇にある水汲み場で洞窟の天然水たるものを持ち帰ることができます。
この水、日本名水百選にも選ばれたトルマリン天然水で、毎日2リットルで高血圧、糖尿病などの成人病が改善されたとか。
試しに飲んでみたらマイルドな口当たりで飲みやすかったです。
この水を使ってコーヒー淹れたらうまかっただろうなー。ウォータージャグ持ってくれば良かった…。
この後一旦キャンプ場に戻り、夕食を済ませて温泉に向かいました。
今日の温泉はここ!
日本で唯一ミシュラン三つ星を獲得している温泉施設「ひょうたん温泉」
住所 | 〒874-0042 大分県別府市鉄輪159−2 |
電話 | 0977-66-0527 |
営業時間 | 9:00~25:00 |
料金 | 大人 750円 小学生 320円 幼児(4~6歳)210円 3歳以下は無料 <18時以降>大人 560円 小学生 160円 幼児(4~6歳)110円 砂湯 330円 家族風呂1時間 2,150円(大人3名まで) |
定休日 | 無休 |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉(弱酸性低張性高温泉) |
ひょうたん温泉とは
別府駅からバスで25分ほどの“鉄輪温泉地”にあり、無料の足湯から、砂風呂、家族風呂など温泉を五感で楽しむことのできる施設です。
お風呂は全て100%源泉掛け流し!
ひょうたん温泉の歴史は古く、1922年の大正時代から続く老舗温泉で、源泉は天然の潤い成分と言われているメタ珪酸が温泉法基準の約10倍も含み美肌の湯とも言われています。
鉄輪温泉=ひょうたん温泉と言えるほどメジャースポットです!
リーズナブルな価格で様々な温泉を楽しむことができます。
初めての砂湯
専用の湯浴みに着替えて、砂湯を体験しました。全身に砂をかけていきますが、セルフサービスなのでそこそこの重労働です。
こちらの砂湯には通常と高温の2種類が用意されていて、自分の好みで利用することができます。高温の方は自分には熱すぎてすぐに出ましたw
通常温度で30分くらい利用しましたが、体の芯からじんわり温まって気持ちよかったです。
ひょうたん温泉を利用して
夜の9時半くらいに到着しましたが、駐車場が満車ですぐに車を止めることができませんでした。
18時以降は料金が安くなることと、繁忙期も重なっていたので混雑ぶりがすごかったです。行かれる際は注意した方が良いかもしれません。
まさか9時半であそこまで混んでいるとは予想していませんでした。
肝心の温泉ですが、豪快な打たせ湯、露天風呂や他にも色々な種類のお風呂がありかなり充実した温泉施設になっています。
中の様子は写真に撮れませんでしたが、打たせ湯はかなり大きな規模だったので迫力ありです。
全てのお風呂が100%源泉掛け流しというところも単純に考えて凄いことですよね。豊富な湧出量の別府だからできるんでしょう。
後半に続きます!