2021年のGWに念願の浩庵キャンプ場で1泊2日のキャンプをしてきました!
浩庵キャンプ場と言えば、ゆるキャン△の聖地でもあり、千円札の背景を望めることでも有名ですよね。
そんなこともあり、繁忙期の場所取り合戦はまさに戦場。
まさかキャンプをするために車中泊をすることになるとは…。
- 繁忙期(GW)の浩庵キャンプ場で確実にキャンプをするための攻略法
- 7月から予約制に変更!
- 浩庵キャンプ場の設備情報
- 当日のキャンプ模様
初めて浩庵キャンプ場でキャンプをする方に向けて(繁忙期)、僕が確実にキャンプをするために行った攻略法などをご紹介したいと思います!
Contents
繁忙期(GW)の浩庵キャンプ場で確実にキャンプをするための攻略法
繁忙期(GW)の浩庵キャンプ場で、確実にキャンプをするための攻略法は下記の2つです。
- 繁忙期(GW)は前日並び必須
- 入場後が本番!場所取りは早い者勝ち
※2021年5月時点
繁忙期(GW)は前日並び必須
結論から先に言うと、浩庵キャンプ場の繁忙期(GW)にキャンプをするなら前日並び必須です。
これには理由があります。
浩庵キャンプ場では1日の入場制限が130組と決まっているため、上限に達すると利用受付(チェックイン)ができなくなるからです。
せっかく時間をかけて来たのに、キャンプ難民という最悪な展開は避けたいですよね。
浩庵キャンプ場
前日のPM9:00時点で入場待ち10組とかやばすぎ
今月中旬から予約制になるのも頷ける— のんのんさん (@onorinori1) May 3, 2021
やはりこの時期の富士山周辺での
キャンプ場行くの難しいな
浩庵キャンプ場予約受付してないから
いけると思ってたけど
前日の深夜に並ばないとテントサイトに入れないとは持ってきたキャンプ道具不要になっちた
その分聖地回るぞー— よっちゃん@ロンリードライバー (@kuruto1) May 3, 2021
ブログやツイッターで情報収集を重ね、わが家は前日並びを決行することにしました。
夕飯などを済ませて、浩庵キャンプ場に到着したのが21時。
並びの車列は14台で、15番目の並びとなりました。
受付時刻までキャンプ場の入口を先頭に車で並びます
- 21時:浩庵キャンプ場セントラルロッジ到着(15番目)
- 22時半:受付開始のアナウンス
- 24時半:受付完了※この時点で待機車は50台ほど
- 25時過ぎ:当日受付終了
この時系列を見るとかなり過酷ですね。
夜中の1時過ぎに到着してキャンプ難民になるとか最悪すぎです。
受付を済ませると利用証、入場可能時刻の書かれた入場券、キャンプ場の配置図を受け取ります。
入場時刻までは、浩庵キャンプ場セントラルロッジ前の車道、駐車場で待機することができません。
そのため、浩庵テント村か県営駐車場へ移動することになります。
入場時刻になるまで県営駐車場で車中泊をして過ごしました。
入場後が本番!場所取りは早い者勝ち
無事に入場することができても、混雑時は特にここからが本番ともいえます。
受付完了でキャンプができる権利を獲得したわけですが、いい場所でキャンプができる権利までは保証されていません。
しかも時間が経つにつれて、別時間の入場組が入ってきてしまいます。
つまり入場後のサイト確保は早い者勝ちなのです。
浩庵キャンプ場では、撤収作業をしているキャンパーへの声掛けは禁止されています
声がけは禁止されていますが、僕が見る限り多くの人が声掛けをして場所の確保をしていました。
湖畔はなだらかな斜面になっているため、比較的フラットな場所はすぐに埋まってしまいます。
タイミングが悪いとキャンプするにはちょっと…というような場所しか空いていません。
ルールを破ることを推奨しているようですが、迷惑にならない程度に声掛けをして場所の確保をするべきというのが今回利用してわかった結論です。
ちなみに我が家は、ちょうど撤収作業をしているキャンパーの近くを通ったタイミングで、「ここ空くのでどうぞ!」と声をかけていただきました。
浩庵キャンプ場が7月から予約制に!
2021年7月からついに予約制になりました。
これで場所取りのために並ぶ必要が無くなったわけですけど、今度は予約争奪戦が激しいことになりそうです…
予約性になっても場所の保証まではされていません
浩庵キャンプ場の施設情報
ここでは浩庵キャンプ場の設備などをご紹介します!
住所 | 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926 MAP |
電話 | 0556-38-0117 |
期間 | 通年 |
料金 | 条件によって料金変動 詳細は公式HPへ |
時間 | AM8時~翌日AM10時 |
設備 | フリーサイト(土・砂利)、売店、洗い場、トイレ(水洗)、コインシャワー、オートキャンプ可、キャビン、各種アクティビティ |
※2021年5月時点の情報
セントラルロッジ浩庵
まずはセントラルロッジ!ゆるキャン△でお馴染みのたたずまいです。
ここでキャンプ、各種アクティビティ、マウンテンバイクのレンタルなどの受付を行います。
ロッジ内には薪やスウェーデントーチも販売していました。
- 薪大:1,100円
- 薪小:600円
- スウェーデントーチ:1,530円
カレーめんもこんなにたくさん売ってますw
夜にこれを食べるキャンパーも多いのでは?
さすがゆるキャン△の聖地と言わんばかりのグッズの数々。
ここでしか買えない限定グッズもありました。
他にもキャンプ用品の販売もあるので、忘れ物をした時のリカバリーが効くのも良きです。
キャンプ場入口
こちらがキャンプ場の入口です。
出入りする際は自分でゲートのチェーンを開け閉めする必要があります。
駐車場(テントサイト用)
入口のゲートを進んで坂を下ると、テントサイト(林間)利用者の駐車場があります。
ピーク時はこの駐車場が満車になっていました。
炊事場・洗い場
洗い場は感染対策のため、半分の蛇口が閉められていました。
そのため使える蛇口は全部で12個です。
使える水道は実質ここしかないので、炊事場から離れたところに設営すると水の確保が大変になります。
トイレ
トイレは炊事場の奥にあります。
水洗式で比較的綺麗に管理されている印象でした。
手洗い場所にはハンドソープも完備されています。
コインシャワー
トイレの真向かいにはコインシャワーが6室あります。
室内の手前が脱衣スペースで奥がシャワールームです。
料金は2分100円で温水もちゃんと出るので、寒い時期も安心して使えます。
売店
炊事場の近くには時間不定でオープンする売店もあります。
アイスや食べ物、キンキンに冷えたお酒まで販売!
売店の横には自動販売機もありました。
ちょっと飲み物を買いたいときに嬉しいですね。
テントサイト(林間)
ちょっと見づらいですが、車の奥にテントサイトがあります。
全体的にフラットになっていて、炊事場とトイレも近く結構いい感じのサイトです。
ただし、ここからは富士山を見ることができません。
こちらは湖畔側の高台にある林間テントサイトです。
場所によっては富士山もばっちり見えるので、湖畔より人気のある場所みたいです。
テントサイト(湖畔)
次は湖畔のテントサイトです。
こちらの道を通り抜けると…
富士山の見えるテントサイト(湖畔)のお出ましです!
先ほどの道を進むと左右に分かれる道があります。
湖畔のテントサイトは車道が上段と下段の二車線(↑画像の赤い矢印線)あり、その道に沿ってサイトがあるイメージです。
こちらは正面見て右手の浩庵貸ボート場方面のテントサイト。
湖畔に近づくにつれて傾斜がきつくなっているのがわかると思います。
あまり奥に行き過ぎると富士山が綺麗に見えません。
続いて正面見て左側の若狭丸貸ボート場方面を見ていきます。
上段の車道沿いはフラットな場所が多くあります。
快適にキャンプをしたいのであればこっちがオススメです。
こちらは下段の車道沿いです。
湖畔に面しているため目の前に遮るものがなく、富士山を眺めるのに最適な場所です。
ただし、若干傾斜があるので場所によってはちょっとしんどいと思います。
ロケーションをとるか、快適さを取るかで判断が分かれそうです。
ちなみに浩庵キャンプ場を利用して一番オススメできると感じた場所は、間違いなく林間サイト(湖畔側)です。
トイレや炊事場からも近いため利便性がよく、高台になっているため富士山もばっちり見えます。
是非参考にしてみてください!
念願の浩庵キャンプ場で久しぶりのファミキャン!
「ここをキャンプ地とする‼」
ということで、ここからは当日のキャンプ模様をお送りしす。
無事にサイトの確保から設営も終わりひと段落。
富士山をバックに乾杯という名の祝杯ですw
浩庵キャンプ場のテントサイト(湖畔)は直火OK!そこら辺に落ちている石でかまどを作りました。
今回のキャンプはこのかまどを使って調理をしていきます。
お昼ご飯はホルモンうどん。
ニンニクの効いたたれとぷりっぷりのホルモンが絶妙でビールが止まりません!
思い出すだけでよだれがw
食後のデザートは焼きリンゴ!
あまり写真は映えてませんが美味かった!
テレビの冒険少年に影響されて、水を溜めた袋の中に焼き石を入れて足湯を作っているシーン。
こちらは自分専用のかまどで焼きマシュマロをしているシーン。
キャンプをやっていなかったらこういった体験ってなかなかできないですよね。
本当にアウトドアは子供たちにいい影響を与えていると思います。
富士山を眺めながら過ごしていたらあっという間に夕飯の支度時間。
キャンプってなんでこんなに時間経つのが早いんですかね。
夕飯はダッチオーブンでビーフストロガノフを作りました。
5月の浩庵キャンプ場はまだ寒かったので温かい料理をチョイスです。
2時間ほどじっくり煮込んで完成。
牛すじ肉はホロホロで柔らかく、野菜も良い感じにスープに溶けこんでめちゃうまです!
冷えた体にしみわる美味しさでした。
翌朝5時半過ぎに起床。
微妙な逆さ富士ですが、お目当ての写真を撮影することができました。
この時期の浩庵キャンプ場は風が強くて、すぐに湖面が波立ってしまいます。
しかも結構な頻度で富士山の頂上付近に雲がかかってしまうこともしばしば。
色々と当日の天候条件などを計算したうえで狙った1枚。
朝の富士山を眺めながらのモーニングコーヒーが最高です。
このロケーションでキャンプできる喜びが半端ないw
インスタ映えを狙った朝食を作って撤収です。
ありがとう浩庵キャンプ場!!
まとめ:浩庵キャンプ場は車中泊してでも行く価値のあるキャンプ場
浩庵キャンプ場は我が家が今までに訪れたキャンプ場の中で、一二を争うロケーションのキャンプ場でした。
ただ、ここまでの思いをしないと利用できないなら2回目は無いかなー。
正直な話、休日利用はハードルが高すぎますw
今のキャンプブームやゆるキャン△で有名になる以前は、週末でもあまり混雑してなかったみたいですしね。
混雑が落ち着いたらまた利用してみたいと思います。